iPhone5用の携帯動画変換君プリセット作った
せっかくのRetinaディスプレイなのでちょっと高画質で動画でもみてみようかと思い立った。
必要最低条件
毎回、iPhoneに動画をぶち込む時に変換してるソフトは定番の携帯動画変換君を使う。標準で使用されてるffmpegコーデックはシングルスレッドで動いてたのでマルチスレッドで動くようにしようとしたら、スレッド数指定しかできなかった(と思う)ので、rev.46392(73180ec)のバージョンを使用し、音声コーデックはNeroAacEncを使用する事にした。NicMP4Boxも使用している。
- 携帯向けに簡単に動画を変換してみよう(携帯動画変換君) - MobileHackerz
- FFmpeg rev.46392 ダウンロード お気に入りの動画を携帯で見よう
- Nero - Nero AAC コーデック
- Nic's XviD Binaries & Paraphernalia ;)
上記が正しく動作してる事が最低必要条件。
プリセット
用意された項目は以下のとおり。プロファイルはBaseline@3、FPSは29.97、音声チャンネルは2ch、サンプリング周波数は48Khzで固定。
サイズ | 映像ビットレート | 音声ビットレート | |
---|---|---|---|
お手軽変換 16:9 QB | 640x360 | Quality-Based 4 | 96Kbps |
お手軽変換 4:3 QB | 480x360 | Quality-Based | 96Kbps |
低画質 16:9 2pass | 852x480 | 750Kbps | 128Kbps |
中画質 16:9 2pass | 1136x640 | 1Mbps | 128Kbps |
高画質 16:9 2pass | 1136x640 | 1.5Mbps | 128Kbps |
低画質 16:9 1pass | 852x480 | 750Kbps | 128Kbps |
中画質 16:9 1pass | 1136x640 | 1Mbps | 128Kbps |
高画質 16:9 1pass | 1136x640 | 1.5Mbps | 128Kbps |
画質重視 16:9 1pass | 1136x640 | Quality-Based 2 | 128Kbps |
低画質 4:3 2pass | 852x480 | 750Kbps | 128Kbps |
中画質 4:3 2pass | 1136x640 | 1Mbps | 128Kbps |
高画質 4:3 2pass | 1136x640 | 1.5Mbps | 128Kbps |
低画質 4:3 1pass | 852x480 | 750Kbps | 128Kbps |
中画質 4:3 1pass | 1136x640 | 1Mbps | 128Kbps |
高画質 4:3 1pass | 1136x640 | 1.5Mbps | 128Kbps |
画質重視 4:3 1pass | 1136x640 | Quality-Based 2 | 128Kbps |
比較
元動画は、自分で録画エンコしてたまどマギの1話。比較画像の場面はOPの変身シーンで一番画像の破綻が目立った場所を選択。一番画像の破綻が目立った場所だから選択。
その他の元動画の情報は、H264 High@4 1280x720 2Mbps 60fps / AAC-LC 48Khz 192Kbpsで、再生時間は24:09となる。
ファイルサイズ | 画像 | |
---|---|---|
元動画 | 380MB | |
お手軽変換 16:9 QB | 117MB | |
低画質 16:9 2pass | 151MB | |
中画質 16:9 2pass | 194MB | |
高画質 16:9 2pass | 279MB | |
低画質 16:9 1pass | 144MB | |
中画質 16:9 1pass | 180MB | |
高画質 16:9 1pass | 253MB | |
画質重視 16:9 1pass | 289MB |
総じて1passはブロックノイズが目立つ。低画質・中画質はボケが目立つが見る分には大丈夫。高画質は若干の色飛びが確認できる。お手軽と画質重視が想像以上にキレイだった。